アヌビス
エジプトで古くから崇拝されたミイラづくりの神様。金狼犬あるいはこの頭部をもつ半獣の姿で描かれる。
オシリスが冥界の王となった後は彼を補佐する立場となり、ラーの天秤を用いて死者の罪を図る役目を担った。
ミイラを作成する際に防腐処理のために遺体にタールを塗り込むため、それに関連してこの神の体は真っ黒であったという。
(超必殺技を除けば)ゲーム内で唯一コマンド投げを持つ神。しかも恐ろしいことに、前ステップの性能が郡を抜いて高い。
共通中段技である6Mも全神中最速(12f)で、空中ヒットした場合コンボに持っていけるという恐ろしい性能をしている。
また対空性能も高く、該当技である2Mは出が早い上、背を低くして腕を伸ばすので、ほぼ全ての空中攻撃を落とせる。
欠点としてはノックバックが大きく、中央ではコンボが伸びない事だろう。
真横を突く攻撃。背が高いため打点が高く、横の範囲も広め。
背が低い神を相手にする場合、しゃがまれると空振ることがある。
しゃがんだ状態で真横を突く攻撃。横幅は5Lと同等の範囲を持つ。下段。
先端側でヒットした場合2Mが繋がりにくいので、5Mへ繋ぐ方がいいだろう。
斜め上から振り下ろすように爪で攻撃する。足の指程度の前進をする。
見た目だけは5Lよりも短いが、5L並の横判定がある。ガードさせて有利フレームが取れる。
しゃがんだ状態で爪を振り上げる攻撃。
横範囲は5L, 2Lよりも若干狭い程度だが、縦が異常に長い。
ニュートラルジャンプの頂点よりもちょっと低い位の位置の相手に当たるので、対空として機能する。
ガードされると若干の不利フレームを背負うが、5Mに派生できるので帳消しにできる。
ヒットしていても5M空振りから "アヌビスの爪" まで繋がるので、入れ込みが安定。(最大コンボは難しくなる)
小さくジャンプして、両爪で上から斬りつける攻撃。中段。
中段だが、発生は全神中トップの12フレーム。ノックバックが皆無なので、ガードされたら確定反撃を貰う。
壁限定ではあるが、リセットからジャンプ狩りができ、成功した場合はそのままコンボへ派生できる。
飛ばなければいいことではあるのだが、アヌビスには "魂を吸い取る" と "審判の時" という2つのコマンド投げが存在するので、読み勝つしか助かる方法はない。
前進しながら両方の爪をクロスするようにして斬りつける攻撃。
当たり判定自体はおそらく5Lより小さいのだが、前進することでカバーしている。
そのため、ノックバックが大きいにも関わらず相手との距離がそんなに離れず、反撃を貰いやすい。
コンボパーツとしても使いづらいので、基本的には使わないほうがいいだろう。
両爪で足元を斬りつける攻撃。下段。
強制転倒させられる攻撃なのだが、この攻撃に派生できる攻撃がない。
またガードされたらノックバックが無いので一方的に不利になる。
神の力発動でのみキャンセル可能なので、使い所はない。
真横を爪で突く攻撃。5Lよりも判定は広い。
アヌビスの腰辺りの高さを爪で切り裂く攻撃。
しゃがんでいる相手には当てづらいので、中段としては使いづらい。
両爪を振り下ろす攻撃。
爪を振り降りし切ったタイミングで当たり判定が発生する。
爪の先まで当たり判定があり腕が若干後ろにいくのでめくりにも使えるが、しゃがんでいる相手には当てづらい。
突進しながら爪で連続攻撃を行う。L版は2回、M版は3回、H版は4回攻撃する。
3段目が上向きの吹き飛ばし、4段目に横向きの吹き飛ばし効果がある。
ガードされても硬直差は5フレーム程度のため、確定反撃はない。
吹き飛ばしのベクトルの都合上、M版の使用頻度が高くなるだろう。
地中からミイラを召喚して攻撃する。
L版は目の前に発生しアヌビスから離れるように吹き飛ばす。
M版は少しところから真上に吹き飛ばすが、密着していると当たらない。
H版は1キャラ分離れたところからアヌビスの居る方に吹き飛ばすが、密着していると当たらない。
ノックバックは無いが、ガードされても5フレームしか不利フレームが存在しないため、反撃は貰いづらい。
飛びかかって攻撃する投げ技。
L・M・H の順で移動距離が短くなるが、攻撃発生フレームが短くなり、ダメージが上がる。
攻撃発生フレームだが、中段とほぼ同じである。見てからの判断は厳しいだろう。
またリセットとの相性がよく、画面中央でもリセット攻撃を当てた時の位置によってはこの技が確定する。(なんならコンボで確定ルートが存在する)
デメリットとしては距離が離れてしまうこと。と言いたいが、受け身不能時間が長すぎて、ステップで簡単に距離を詰められる。
約14秒間、相手の近くにいるだけで体力を減らせるようになる。(最大256ダメージ)
体力を0にすることは出来ないが、この継続ダメージは"超必殺技の演出中"にも乗る。
アヌビスの超必殺技は特殊でダメージ量が3段階に変わるが、どれも5秒程度拘束するので、100ダメージは確実に削れる。
ランダムでダメージの変動する投げ技。演出が発生したタイミングで攻撃の判定外にいるか、ジャンプをしていなければ回避はできない。
壁限定でリセットからの確定ルートが存在する。
本当に低確率だが0ダメージの場合があるので、当てても天秤の傾きが確定するまで油断してはいけない。
5L > 5M > 5H > アヌビスの爪H
5L > 5M > 5H > アヌビスの爪M > ミイラ召喚H
5L > 5M > 5H > アヌビスの爪M > ミイラ召喚H > 5M > アヌビスの爪M > ミイラ召喚H > 5L > 魂を吸い取るL
5L > 5M > 5H > アヌビスの爪M > ミイラ召喚H > 5M > アヌビスの爪M > ミイラ召喚H > 2M > アヌビスの爪M > ミイラ召喚
6M > 2M > 5M(空振り) > アヌビスの爪M > ミイラ召喚H > 5M > アヌビスの爪M > ミイラ召喚H > 2L (> 魂を吸い取るL) 340dmg(450dmg)
高い機動力を持つ代わりに、技のリーチが短めに設定されているため、ガンガン前に出る必要がある。
ただし、一度捕まえてしまえば中段とコマ投げの択をしかけられる。
どちらも発生が15フレーム程度と見てから対応が難しく、相手は6Mじゃない事を祈ってジャンプをするしかないでしょう。
中央でのコンボ火力は全神の中でも下位で、300出せれば褒められるレベル。
一応正確には違うはずだが、基本的にコンボが難しくなっている。
よって頑張って長いコンボを繋げようとするよりも、L攻撃でリセット > 魂を吸い取る の確定ヒット連携を練習したほうが、相手にしたくない神に仕上がるように思う。
神ごとに近づくための手段を研究するのは必須。