モーセ
古代イスラエルの民族指導者。ある神に語りかけられ、イスラエル人を約束の地へと導く使命を受けた。
エジプトからの脱出の際、ファラオの軍勢から逃れるために海を割ったというのは有名な逸話である。
その後シナイ山にて「十戒」を授かり、約束の地カナンを目指した。
神の指示を忠実に守らなかったために自身は約束の地に入ることを許されず、ピスガの頂ネボに登り、約束の地を目にしながら120年の生涯を終えた。
基本移動能力は並程度で、十戒の威力を絡めた固め性能が高い。
基本コンボが十戒の威力と信仰の渦を繰り返すだけなので、コンボ習熟難易度も低い。
弾は速度が遅く下段判定なので、一緒に移動して近づくだけでも脅威になる。
杖の先端で殴る攻撃。
背の低さも相まって打点はかなり低い。
もとよりリセットを多用するコンセプトの神でもないので、リセット用途で使うことはないだろう。
しゃがみながら杖の先端で殴る攻撃。下段。
見た目通り、5Lよりもさらに打点が低い。浮いている相手に当てるのは困難。
5Lより発生がはやくリーチも長いため、割り込みに使うといいだろう。
十戒を横に降って殴る。
前に踏み込みながら出すためリーチも長く、5L・2Lが先端ヒットしていても当たる。
ノックバックはあまりないが、ガードされてもあまり不利にならない。大抵は反撃を貰わないだろう。
頭突きをする攻撃。
若干前進するが、体にしか判定がないので通常は当てづらい。どれくらい当てづらいかというと、弱攻撃を密着で当てないと当たらない。
縦への判定はジャンプ折り始めあたりの相手に当たるくらいには強いので、対空技としては非常に優秀。
仮にガードされても5Mに派生でき、ヒットした場合に入れ込んで空振ってもコンボへの派生が不可能ではない。
全神の通常技の中でも郡を抜いて優秀な通常技なので、ジャンプを多様する相手には積極的に使用していきたい。
おおきく振りかぶって頭突きをする攻撃。中段。痛そう。
そこそこ前進するので、弱攻撃が先端ヒットでもなければ当てることができる。
ただ発生が全神の中でも遅い部類なので、慣れてきた相手にはガードされてしまうだろう。
十戒を思い切り叩きつける攻撃。非常に罰当たり。
モーセの持つ数少ないリーチの長い技でノックバックもあるため、密着でなければ反撃を貰いづらいだろう。
繋げられる技が "信仰の渦" しかないという欠点があり、誤って派生し反撃をもらう…なんてことにならないよう気をつけよう。
また見た目通り上への判定も強い。流石に対空として使うのは厳しいが、当てやすいとだけは覚えておこう。
十戒で足元を殴る攻撃。下段。
派生がなく単発で使うしかないのだが、発生が遅くノックバックもないためガードされると反撃を受ける。
コンボの〆に使うのが主な用途になるだろう。
杖の先端で正面を攻撃する。5Lよりも判定は広い。
斜め下に蹴りをする攻撃。
jLより横判定は短いが、判定が下側にあるので、飛び込みに使うのがいいだろう。
…jHがなければの話だが。
十戒を振り下ろす攻撃。
jMと比べると発生こそ遅いが、ダメージと横の判定、そしてヒット硬直が長いので、飛び込みに使うのはこちらだろう。
杖を蛇に変身させる。L・M・Hの順で速度が上がる。下段。
発生が遅く、当たり判定が蛇の頭部にしかない。またここからキャンセルすることもできない。
撒いてから同行することで相手の攻撃を抑制したり、牽制として置いておくのがメインだろう。
十戒で相手を打ち上げる攻撃。L・M・Hの順で前進距離が増える。
H版のみ2ヒット技になっている。ガードされても2Mでキャンセルできるので、位置によってはそのまま攻めを継続ができる。
十戒を振り回す攻撃。L・M・Hの順で前進距離が増える。
"十戒の威力" と交互に出すループコンボが主になるのだが、この技は比較的持続が長いため、非常に繋ぎやすくなっている。
とはいえ未着でガードされたり空振ったりしてしまった場合はスキだらけなので、適当に振って良い技ではない。
"信仰の渦" で振り回した十戒を思い切り振り上げる。
ダメージは弱攻撃程度なのだが、相手を大きく打ち上げるのでコンボへ派生がしやすくなる。
非常に発生が早いので、最速入力ならば空振ることはないだろう。
繋げられる技が "十戒の威力" しかないので、重力補正がかかった状態では使うべきではない。
移動速度が上がる。技の移動にはこのバフは乗らない。
純粋な移動能力の強化だが、元々の能力が低くない神にバフが乗るので、歩きでさえ超高速になる。
攻撃の判定が弱い部分を補うには十分な性能だろう。
モーセの海割の奇跡を表現した技。
当たり判定が独特で、モーセの周りの光が13ヒット、周りの波が最大6ヒットとなっている。
光に当たった場合は高速多段ヒットでほぼ離れないが、波に当たった場合はモーセから離すようにベクトルが設定されている。
恐らく唯一2種類のコリジョンが設定されている技ではないだろうか?
5L > 5M > 5H > 信仰の渦M > 十戒の威力L > 信仰の渦L > 十戒の威力L > 信仰の渦M > 十戒の威力L > 信仰の渦M > 十戒の威力L > 2M 470dmg
背が低いため、打点の高い技を多く持つ神には接近がしやすい。
上方向への攻撃が弱いわけではないので、飛んでいる相手も落とすのも容易。
基本のコンボパーツが "信仰の渦" と"十戒の威力" を延々と繰り返すだけなのでコンボの習熟難易度が低いというのを基本性能のところで書いたが、それだけではない。
本作の特徴として "空中慣性" があり、浮いている間は横の移動慣性が保持されつづけるのだが、モーセはこの慣性があってもコンボが継続しやすいという特徴を持つ。
前方向に慣性がかかってる相手にはL版でその場を維持し、後ろ方向に慣性がかかってる相手にはH版で追いかければよいからだ。
その判断自体の難しさもダメージ量の増減もあるが、入力するコマンドは変わらないので、慣れの問題でしょう。
おまけに載せた動画の通り、固め性能も非常に優秀。
一度触れられたのなら、固めの削りダメージで倒しきってしまってもよいでしょう。
距離が離されてしまったら "奇跡の杖" を撒きつつ接近し、飛ぶかしゃがみガードをするかの選択を迫るのが良いかもしれない。